木造住宅ってなに?
日本で主要な住宅構造といえば木造建築です。日本の建物の約8割はこの建築構造で建てられているといわれています。
木造住宅とは土台、壁、柱など建築物の強度を支える構造体の材に木が使用されている構造を指します。構造体は建物の自重を支えるだけではなく風圧や水圧、積裁荷重などあらゆる衝撃に耐えるための基礎です。
木造建築によって35坪の敷地に家を建てた場合、建築にかかる期間は約3カ月から5カ月程度、1坪あたりにかかる平均的な価格は40万円から70万円程度といわれています。
木造住宅の法定耐用年数は22年程度で、3つの住宅基礎の中では短い年数となっています。木造建築は、水分や衝撃による劣化に弱い点も特徴といえます。
湿気対策や小まめなメンテナンスによって、耐用年数にも変化が生じるため注意が必要です。